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大学院セミナーを開催しました。

  • nakanishtakeo
  • 4月25日
  • 読了時間: 1分

生理研名誉教授の岡田泰伸先生をお迎えして大学院セミナーを開きました。私たちが研究しているSLCO2A1というプロスタグランジントランスポーターがATPチャネル(Maxi-Cl)の本体であるということを発見された先生です。Maxi-Clは細胞容積が増加するとSOSシグナルとして細胞外へ放出する生命維持にとても重要タンパク質であります。セミナーでは話してくださったライフワークは壮大で、わからないことを積み上げ生命現象を解き明かしていく過程は圧巻で、その質と量に感銘を受けました。





高崎に移ってから、多くの研究資材をご提供いただき、大変有意義なアドバイスをいただいてきました。今後も一つの分子が2つの機能を持つ仕組みの解明に取り組んでいければと思いました。また、岡田先生は私にとって全く異分野の先生ではありましたが、サイエンスが人と人を引き合わせる不思議な力を感じた日でもありました。

 
 
 

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