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被引用回数400件を超えました。

  • nakanishtakeo
  • 5月29日
  • 読了時間: 1分




2012年にChinese J Cancerから依頼されて執筆した多剤耐性トランスポーターBCRP (Breast Cancer Resistance Protein) に関する総説の被引用回数が400件を超えて、401件になりました(Google Scholar)。10年以上前に執筆した論文ですが、BCRPに関する基本的な解説がいまだに評価されているということは、執筆者としては大変光栄なことで、本タンパク質が薬物動態や効果・副作用に非常に重要な働きをすることが誰の目にも明らかだということだと思います。オープンアクセスですので、どなたでも閲覧可能です。以下のリンクからどうぞ。


BCRPのcDNAを世界で初めて単離したDouglas D. RossとBaltimoreで研究したのがきっかけでCJCから依頼を受けたものです。Dr. Rossによると、BCRPの本当の意味は、Baltimore Cancer Research Programだということを当時よく聞かされました。昨年お会いして3-4日、彼の自宅に泊めていただきましたが、とてもやさしくて、律儀で、人間的に立派な方で、今でも心から尊敬する人物の一人です。



 
 
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